離婚の準備(広島の探偵社離婚相談室)
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離婚の準備
離婚を決意した時には、今まで経験をしたことがない事が多く、不慣れなことばかりでしょうが、面倒だと思って諦めれば、後々になって大きな後悔や苦労が待っていることになりますので、心の整理とある程度の覚悟をもって、しっかり対処しておきましょう。
子供のこと
お子様がいるご家庭では、真っ先に子供のことを考える必要があります。
親権をどちらにするかは非常に重要なことですが、それと同時にお子様の前では離婚の話しをしないなど、子供の心に対する配慮も必要になることもあるでしょう。
幼いお子様がいて、母親が親権者となるケースでは、ついつい「ママとパパのどちらが好き?」などといったことを聞いてしまうこともあろうかと思います。
悪気が無い言葉だということはわかりますが、離婚することになっているのですから、お子様にママかパパか選ばせていることに繋がってしまいかねない言葉になりかねません。
幼心に「わたしがママを選んだから」「僕がママを選んだから」と考えさせてしまう結果になってしまうかもしれませんので、ご注意ください。
財産分与・慰謝料などお金のこと
離婚準備にあたり下記の事項を考えておきましょう。
- 預貯金・有価証券・積立保険・年金・退職金など
- ご自宅他不動産関係・車・貴金属など
- 慰謝料
- 養育費
- 弁護士費用
- 次の住居及び引越し費用
- 別居した場合や離婚までの生活費(婚姻費用)
- 児童福祉手当・児童扶養手当など公的援助
法的離婚原因の証拠確保
不貞(浮気)やメスティックバイオレンス(DV)など、相手に法的離婚原因がある場合は事前に証拠を確保しておきましょう。
- 探偵社の調査報告書
- ホテルの領収書・電話メール履歴・写真・メモ・手紙など不貞の証拠物
- 怪我の写真や病院の診断書な
- 相手が認めている場合は録音などの音声データ
相手に見つかり破棄されてしまう可能性も考え、安全な場所に保管して下さい。
意図しない離婚を防ぐ為に
離婚の条件がまとまらないまま話し合いがこじれてしまうというのはよくあることです。
過去についつい勢いで書いてしまった離婚届がある場合や、相手が勝手に離婚届を出してしまう可能性がある時などには必ず「不受理申し出書(不受理届)」を本籍地のある役場に提出しておいて下さい。
※備え付けの用紙に記載し署名捺印するだけ。
自分の意に反する離婚届が提出された場合離婚無効の調停・離婚無効の訴訟をしなければならなくなり、無駄な時間・労力・費用がかかってしまいます。
特に自分で離婚届を書いてしまったケースでは筆跡も自分のものであり、離婚の意思はなかったということを証明しなければならなくなってしまうこともありますので、面倒がらずに必ず提出するようにしましょう。
その他、諸手続きなど
その他、離婚までの間に考えておいた方が良い事項をまとめておきました。
- 離婚後の姓はどうするか(旧姓に戻るorそのまま)
- 離婚後の職業
- 離婚後の住居
- 子供の保育園や学校はどうするか(転校届など)
- 保育料などの提出書類確認(福祉課・福祉事務所)
- 交友関係が変わってしまう可能性(味方だと思っていたのに違った等も含)
- 税金関係
- 学資保険など
- 児童扶養手当などの申請手続き
- 健康保険(保険証)の申請手続き
- 公共料金などの手続き(水道料金基本料金免除がある※水道局)
- 金融機関(銀行)
- カード会社
- 年金手続
面倒と思われることも多いでしょうが、いずれは必要となりますので、予め準備しておきましょう。