浮気の罪と罰
100組の夫婦があれば100通りの夫婦の形があるように、浮気問題も100件の不倫問題が生じれば、100件の解決に対する考え方があるでしょう。
昔の日本には姦通罪がありましたが、1947年(昭和22年)に廃止となりましたので、刑法での刑事罰に問われることはありません。
- 離婚原因になる
- 不法行為によりう損害賠償請求が認められる
の2点だけになります。
従って、浮気(不倫)が発覚したとしても、「離婚」と「慰謝料」だけで解決できる問題ともいえます。
しかしながら、浮気問題の罪や罰を考慮する時、弁護士を含めたどの職種の方々よりも多く不倫や不貞問題を扱う浮気問題解決の専門家として、1つだけ意見させて頂けるのであれば、「どうして浮気をしたのか?」を考えるよりも、浮気をしない人は「どうして浮気をしないのか?」を考える方が分かり易いように思います。
行動に移さないにしても、誰にだって少しは浮気願望があるでしょう。
好みの芸能人もいれば、好みのタイプもあるはずです。
思うだけであれば自由だし、誰を傷つけることもありません。
でも、いくら不倫が蔓延しているようにいわれていても、現実は浮気をしない方が大多数であることは皆さんご存知であるはずです。
その理由は?
自分がイケメンや美人ではなく、容姿に自信がないから?
異性と知り合う機会が全くないから?
だけではないはずです。
浮気をしない人の多くが考える浮気をしない理由は
浮気をすること自体が嫌だから。
もし、浮気がバレたら夫や子供が悲しむから、したくない。
ということではないでしょうか?
それを世間では「貞操観念」と呼ぶのです。
であれば
浮気の罪があるとするなら、それは
「家族が悲しむ可能性より、自分の性的欲求を優先させたこと」
であり、罰があるとすれば
「家族からの信用を失うこと」
ではないでしょうか。
万引きをしたのであれば、司法に裁かれたり、弁済を行うなどして、償う方法はあるでしょう。
被害にあったお店も、償った上で謝罪すれば、「もう2度としないなら」と、許してもくれることが多いと思います。
しかしながら、こと浮気問題は、たとえどれだけ反省したとしても、発覚した時点で償う方法が何であるのか?答えられる人はいないであろう難しい問題です。
アドバイスをするにしても、「謝罪の日々を真面目に過ごしなさい」といった期限も方法も不明な漠然としたものになるでしょう。
だからこそ、罪深い問題であると考えるのです。
それまで真面目に生きてきた人が、過失ではなく故意によって悪人とされる側の人になるきっかけはそう多くないでしょう。
その少ないきっかけの中でも
- 浮気をした時
- 交通事故の被害者になった時
は、悪い心に支配されるきっかけになることが多い出来事だと思えるのです。
黙ってさえいればと、発覚する可能性が低そうなこともあり、罪の意識が薄いからこそ、超えてしないがちな悪のハードル。
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